結婚相手や恋人の不倫や浮気を疑ったとき、浮気調査を頼むことがあります。離婚などの裁判を起こしたとき、裁判を有利に進めたり、慰謝料を請求するためには、浮気現場などの写真が大きな証拠になることがあります。その証拠をそろえてくれるのが浮気調査です。
では、浮気調査はどこに依頼したらいいのか知っていますか?探偵事務所でしょうか?なんとなく興信所と言うのも聞いたことがありますよね?では、探偵事務所と興信所の違いって一体なんなのでしょう。
- 1. そもそも興信所とは?探偵との4つの違いを知っておこう!
- 1.1. 基本的にやる事は同じ!ほとんど中身に違いは無い!
- 1.2. 興信所はそもそも内観型調査を得意としている
- 1.3. 探偵事務所は外回り中心に個人の調査をするのが得意!
- 1.4. 浮気調査は探偵事務所の方が得意としているかも
- 2. 興信所に浮気調査を依頼した場合の費用の決め方
- 2.1. 調査をした人の数だけ人件費が加算されます
- 2.2. 調査にかかったガソリンや宿泊など調査にかかった実費
- 2.3. 調査に使った専用機器の料金(減価償却として)
- 2.4. 興信所の利益が加算される!
- 3. 興信所に浮気調査をした場合の平均的な費用はいくら?
- 3.1. 興信所が尾行にどのくらいの人を使ったかで費用は変わる
- 3.2. 一般的には2名~3名で尾行する事が多い
- 3.3. 肉体関係を持った段階で調査終了!それまでの費用を加算する
- 3.4. 最低でも40万以上はかかるのが興信所の平均的な費用
- 4. 興信所の浮気調査の費用が高いと感じたらどうすべき?
- 4.1. 興信所と探偵事務所の費用の違いをチェックする
- 4.2. 探偵に依頼した方が明らかに安い場合は探偵に依頼すべき
- 5. 【まとめ】興信所と探偵事務所に明確な違いはない
そもそも興信所とは?探偵との4つの違いを知っておこう!
探偵事務所と言えば、たまにTVでドラマや特番をやっているのを見かけることがあるので、なんとなくイメージがわきそうですが、興信所のことはあまり知る機会がありません。興信所とは何なのか。探偵事務所との違いを比べてみました。
基本的にやる事は同じ!ほとんど中身に違いは無い!
興信所と探偵事務所が取り扱っている調査の種類は、現在ではほとんど違いはありません。その成り立ちはどちらも戦前とされています。それぞれの業務内容については、当時はまったく違っていました。興信所はおもに企業の調査、探偵事務所はどちらかと言うと個人を調査していたので、お互い仕事がかぶることはありませんでした。
ですが今ではそれぞれがお互いの領域の仕事をしている場合が多く、興信所と探偵事務所の業務の違いはほとんどなくなっていると言えます。そのため依頼するほうも、仕事内容ではっきりと区別しているわけではなく、依頼すると決めたところがたまたま興信所、または探偵事務所だったということが多いようです。
興信所はそもそも内観型調査を得意としている
企業の取引先の信用調査から始まった興信所は、もともとは調査対象(おもに企業)の資産や営業の状況を調べるのがおもな仕事でした。その仕事スタイルは、見張りをつけて24時間張り込むといったタイプのものではなく、独自の情報網やルートを駆使して対象を調査していました。そのため内覧(内々で見る)型の調査を得意としているのが興信所です。
探偵事務所は外回り中心に個人の調査をするのが得意!
探偵事務所は、依頼主が企業ではなく一個人であることが多いため、その調査内容は内覧すれば解決できるというようなものばかりではありません。実際に現場に足を運んで、動かぬ証拠を押さえます。例えば、調査対象者を尾行したり、その周辺を一日中張り込みしたりです。そのため探偵事務所の場合はもっぱら外回りの仕事になります。
浮気調査は探偵事務所の方が得意としているかも
内覧型の興信所、外回りの探偵事務所というように当初の成り立ちや得意分野はそれぞれまったく違っていました。最近は業務内容にあまり違いがなくなったとは言え、もともとの成り立ちを考えると、長年のノウハウを蓄積している探偵事務所のほうが、浮気調査などについてはやはり分があるかも知れません。
ただそのノウハウについては興信所でも手に入れていて、しっかり調査に役立てられています。スタッフの教育や訓練にも力を入れて、浮気調査が一番の得意分野だという興信所もあります。
興信所に浮気調査を依頼した場合の費用の決め方
ではもし実際に興信所に浮気調査を依頼したら、どのくらいの費用かかるのでしょうか?そしてその金額の内訳はどのようになっているのでしょうか?
調査をした人の数だけ人件費が加算されます
調査対象者のまわりを、同じ人がしょっちゅううろついていると、相手に尾行や張り込みを気づかれてしまうおそれがあります。そのため浮気調査には通常、調査員が何度も入れ替って相手の目をごまかすため、単純な調査の場合でもたいてい複数名が関わっています。
調査の費用にはその調査員全員の人件費が含まれています。大人数の調査の場合は、それだけ費用が高くなります。
調査にかかったガソリンや宿泊など調査にかかった実費
調査には車やバイクを使うことも多くあります。調査対象者が移動で車を運転したりタクシーに乗ったりするためです。そのため調査費用として、追跡に使用された車のガソリン代も請求されます。また徒歩による尾行と同様に、同じ車やバイクばかりがついてくるのではやはり怪しまれるので、入れ替われるように数台が調査に使われます。それらのガソリン代は実費が請求されます。
調査の内容によっては、遠出する調査対象者を追いかけていかなくてはなりません。その場合は、調査員も泊まり込みとなります。そうなると宿泊費がかかることになり、当然それも請求されます。こちらも実費となっています。高額な宿泊費にならないように配慮はされますが、どうしても調査対象者と同じホテルに泊まらないといけない場合や近所に手ごろなホテルがない場合もあって、高級なホテルに宿泊することも(稀なケースですが)、なくはありません。
調査に使った専用機器の料金(減価償却として)
特別な調査の場合、専用機器を使用することがあります。この費用の算出は減価償却で計算して請求されます。
興信所の利益が加算される!
人件費、ガソリン代、宿泊代、専用機器(使用した場合のみ)・・・といったもろもろの経費に興信所の利益を加算して、費用が決定されます。
興信所に浮気調査をした場合の平均的な費用はいくら?
では興信所に浮気調査を依頼したい場合、いくらくらいが相場なのでしょうか?
興信所が尾行にどのくらいの人を使ったかで費用は変わる
人件費がかかるのは、とくに尾行や張り込みをする場合です。尾行や張り込みはおもに浮気調査や素行調査、人探しなどで行われます。その際、何名の調査員が関わったかで費用が変わってきます。それは調査費用の多くを、人件費が占めているためです。
一般的には2名~3名で尾行する事が多い
浮気調査の場合は通常、2、3名で尾行します。2、3名と聞いてかなり少なく感じるかも知れませんが、調査員もプロなのでうまく入れ替わって、調査対象者に気づかれないようにしています。調査対象者は、普段から自分が相手(依頼主)に疑われていると思っていなければ、それほど周りには注意を払うことはありません。
まさか自分が尾行されているとは思っていないと、人はけっこう堂々としているものです。そんな相手の尾行は、プロにとってはとても簡単です。そのため、通常の浮気調査にかかる人件費は2、3名分程度で済みます。
肉体関係を持った段階で調査終了!それまでの費用を加算する
浮気調査では、浮気に関する動かぬの証拠を押さえなければなりません。それは1度ラブホテルに入るところを写真に撮れば終了!という簡単なものではありません。それでは行きずりと判断されて裁判では、証拠として採用されないこともあります。
浮気として認定されるためには、数回にわたるラブホテルの利用の証拠が必要です。それはラブホテルに入るところと、そのラブホテルから出てきたところを写真やビデオで撮影したものです。それは1日分ではなく、数日分が必要です。そしてラブホテルの利用時間もあまり短すぎると証拠能力がなく、ある程度の時間をホテル内で過ごすことが条件とされています。
これらの条件を満たす写真や動画が肉体関係を持った証拠、つまり浮気の証拠となります。そしてその証拠が押さえられた時点で、浮気調査は終了となります。それまでにかかった人件費や車代などをすべて合計して費用が決定されます。
最低でも40万以上はかかるのが興信所の平均的な費用
浮気調査は1日ではまず終わりません。やはり数日を要します。浮気相手と月に1度しか合わないようなときは、長いと数週間から数か月かかることもあります。証拠を押さえるのにかかる日数、その分の人件費やその他諸経費を合わせると通常の浮気調査で興信所の場合、最低でも40万円以上かかります。証拠現場を押さえるのに日数がかかればかかるほどさらに費用はアップしていきます。
興信所の浮気調査の費用が高いと感じたらどうすべき?
興信所と探偵事務所の費用の違いをチェックする
同じ浮気調査でも興信所と探偵事務所によって、そして浮気調査の分野を得意とするかどうかによって費用は異ってきます。見積もりなどで費用が高いと感じたら、他にも問い合わせてみると安く済む場合があります。それぞれのホームページでも見積もりや価格表を出しているところがあるので、数社を比較してみると良いでしょう。
探偵に依頼した方が明らかに安い場合は探偵に依頼すべき
探偵事務所は個人でやっているところが多くあります。代表の探偵がひとりで調査をやっているわけです。つまりそれは人件費が安く済むということにつながります。興信所と比べてみてかなり安くなるなら、探偵事務所に依頼するのも選択肢のひとつです。
【まとめ】興信所と探偵事務所に明確な違いはない
浮気調査は興信所でも依頼できます。事務所によって得意な調査分野というのがあるので、数社に見積もりを出してもらって比べたり、ホームページで調べてから依頼した方が得になります。ときには探偵事務所に依頼するほうが良い場合もあります。
全国の第一探偵グループ一覧
ーDAIICHI DETECTIVE GROUP ー
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