ここ数年、政界や芸能界で、数々の不倫が話題になりましたね。テレビの中の話かと思いきや、世間にもたくさんの不倫、浮気ネタが転がっているようです。今まさに浮気を疑っている方、確信して対策を考えている方も、たくさんいることでしょう。
浮気の修羅場は、その時よりも後の方がずっとしんどいです。離婚するならまだしも、再構築していこうと考えるなら、できるだけスムーズに、そして冷静に対処しておくことをオススメします。なにより、お子さんがいらっしゃるなら、早期解決が一番大事。家族を守ることを第一に考えて行動すると、それが後々の自分のためにもなります。
ここでは、修羅場の事例や対策をご紹介します。お役に立たない方がいい情報ですが、知っておいて損はないですよ!
- 1. 浮気が修羅場になったエピソードはどのくらいあるのか
- 1.1. 夫が浮気している現場に行って大ゲンカをする
- 1.2. 子供も実家も巻き込んで大騒動になった
- 1.3. 妻と夫の浮気相手が掴みあいの喧嘩になった
- 2. 浮気相手と修羅場になるよくある4つのきっかけ
- 2.1. 1.数度目の浮気が発覚し我慢が限界に達した
- 2.2. 2.やめると約束したのにやめていなかった
- 2.3. 3.浮気相手に子供ができてしまった
- 2.4. 4.浮気相手との付き合いのために家族のお金を使った
- 3. 浮気の修羅場がもたらす悲劇
- 3.1. 自分も傷つくけど子供が傷ついてしまう
- 3.2. 円満だった家庭が一瞬で崩れ去ってしまう
- 3.3. ひどい時は浮気がきっかけで事件に発展してしまう
- 3.4. 一生癒えないような傷を心に負ってしまった
- 4. 浮気の修羅場を乗り越えて再構築はできるのか?
- 4.1. ほとんどの場合は再構築後も浮気が発覚する
- 4.2. たとえ浮気はやめても以前と同じように接する事はできない
- 5. 【まとめ】浮気は修羅場前にストップすべき!
浮気が修羅場になったエピソードはどのくらいあるのか
浮気がバレて修羅場に…。そんなドラマのような話、ほんとにあるの?とお思いのあなた。あるんです。残念ながら、たくさんあるんです!
以下の3つのエピソードは、筆者の周囲で起こった出来事です。こんなことが起こってしまったら、あなたなら、どうしますか?
夫が浮気している現場に行って大ゲンカをする
帰宅時間や休日の言動から、浮気を疑っていた妻。そうとは知らず、家でもずっとスマホを手放さなくなった夫。小さな違和感の積み重ねで確信した妻は、離婚の決意と共に行動を開始しました。
夫が、あきらかにデートだと分かる服装で出て行った休日。妻は、スマホのGPS機能で居場所を特定。ひとりで浮気現場のホテルへ向かいました。駐車場に着くなり電話をかけ続け、やっと出た不機嫌そうな夫に告げます。
「今〇〇ってホテルの駐車場にいるんだけど」
不機嫌なオーラをまとって出てきた夫は、自分の行為を棚に上げ、無断でGPS機能を使ったことに激怒。夫婦で怒鳴りあいの大ゲンカになりました。残念ながら、その間に浮気相手は逃走。妻は直接対決できなかったことで不完全燃焼だと言っていますが、筆者としては、それでよかったのでは…と思います。
なぜかというと、つかみ合いの大ゲンカを繰り広げた二人は、実は今も夫婦として一緒に暮らしているのです。浮気現場突入から3年経ち、笑い話になっています。もし相手の女性に会ってしまっていたら、もっとこじれていたはず。最悪の場合、今のような関係には、戻れなかったかもしれません。
子供も実家も巻き込んで大騒動になった
年頃の娘がいるにもかかわらず、若い女性と浮気していた夫。のんびり穏やかな性格の妻は、疑いもしません。油断した夫は緊張感がなくなり、自宅の近くでデート。それを娘に見られてしまい、発覚しました。
さすがに、その場で問い詰めることができなかった高校生の娘は、なんと父方の祖父母に相談。内緒で解決しようとしたのです。ところが、両親から浮気を咎められた夫は、妻が言いつけたと勘違い。娘の前で、妻に怒鳴り散らしました。大変なことになったと慌てた娘は、次の瞬間、驚いて立ち尽くします。
「離婚してください。養育費はいりません」
そう言って、妻は離婚届を突き出したのです。形勢逆転、土下座して許しをこう夫と、断固として受け入れない妻。そんな二人を見た娘は、情けない父に幻滅し、全面的に母の味方に。そこからは、長い間もめていました。なんとか許してほしい夫と、その両親。水に流せないかと、間に入る妻側の両親。金輪際かかわりたくないとキレる娘。一貫して離婚を主張する妻。
実は、はじめての裏切りではなかったのです。妻は、次こそは絶対に許さない、と宣言していました。結果的に、慰謝料も養育費もなしの離婚が成立。夫は娘に一切会えなくなり、意気消沈しているようです。
妻と夫の浮気相手が掴みあいの喧嘩になった
特に仲が悪いわけでもなく、現状に不満はなかった妻。平和な日常が一変したのは、ある日の電話がキッカケでした。
「ご主人と離婚してください」
そう言ってきたのは、妻もよく知る相手。小さな会社ながら一代で築き上げた夫が、右腕とまで言って信頼している女性でした。
よくよく話を聞くと、もう何年も不倫関係にあったとのこと。慰謝料は相場よりずっと高額で提示されましたが、妻は納得できません。家庭を壊したくない気持ちが強かったのです。帰宅した夫は、その電話について知っている様子で、謝罪と共に離婚を切り出しました。しかし、妻の答えはノー。どれだけ話し合いを求めても、それすら応じなくなりました。
そこでキレてしまった浮気相手の女性は、なんと、自宅に乗り込みます。お門違いの逆ギレでわめく女性を前に、妻も怒りをむき出しに。夫の目の前で、妻と浮気相手がつかみ合いの大ゲンカを始めてしまいました。
結局この妻は、一年半経った今も、離婚届に判を押していません。別居はしているものの、生活費も夫が出しています。会社関係の付き合いには妻も関わりがあったため、大きな騒動にしたくない夫と浮気相手。妻の方が一枚上手なようです。
浮気相手と修羅場になるよくある4つのきっかけ
どんな浮気でも、バレれば修羅場になる可能性は高いですが、中でもよくあるキッカケを4つご紹介します。
1.数度目の浮気が発覚し我慢が限界に達した
前述したエピソードにもありましたが、何度も浮気を繰り返している場合、修羅場は必至です。反省と謝罪は、そう何度も通用しません。失った信頼を取り戻すどころか、さらに裏切ってしまうのですから、そうなって当然ですよね。
2.やめると約束したのにやめていなかった
こちらも、一度は許してくれた妻を改めて裏切った結果ですから、修羅場になるのは目に見えています。約束をやぶることじたい、大ゲンカになる原因ですからね。その内容が浮気ならば、大ごとになるのは当たり前です。
3.浮気相手に子供ができてしまった
浮気相手の妊娠。これはもう、許す許さないのレベルではありませんね。命がかかわってしまうと、お腹の赤ちゃんも含めた関係者全員が、深く傷付くことになります。浮気相手との関係は終わっても、血の繋がった子どもが生まれてしまえば、次は認知の問題も発生します。あまりに重い修羅場です。
4.浮気相手との付き合いのために家族のお金を使った
お金の問題も、大きなもめ事に発展しやすいです。いまどき、家計に余裕があるご家庭は多くありません。妻が必死にやりくりしている家のお金を浮気に使えば、修羅場になるに決まっています。ひどいパターンだと、子どものお年玉に手を付けたバカな男もいるそうです。
浮気の修羅場がもたらす悲劇
浮気問題は、その場でモメるだけでなく、長引くことが多いです。そして、そこから生まれる悲劇も同様に、引きずるパターンがよくあります。つらい事例をご紹介するので、こうならないよう気をつけてくださいね。
自分も傷つくけど子供が傷ついてしまう
大人よりずっと繊細で、思いを言葉にする力も未熟な子どもたち。しかも、両親を困らせないようにと自分を抑え込んだり、家族を守るために無理して笑おうとすることもあります。そんな子どもにとって、両親の修羅場は地獄です。実際その場にいなくても、何かあったことを察する能力が高い子どもたちは、その後の両親の様子に深く傷つきます。
ご自身も辛く苦しい時ではありますが、修羅場の後はまず、お子さんの心のケアを優先することをオススメします。
円満だった家庭が一瞬で崩れ去ってしまう
円満だと思っていた女性にとって、夫の浮気問題による修羅場はまさに青天の霹靂。これまで大切に守ってきた家庭が、たった一度の浮気で瞬時に崩れ去るのです。信頼関係がいかに重要か、よく分かります。
地に落ちた信用を取り戻せるよう、二人で努力するもよし。離婚して新たなスタートをきるもよし。何より、しっかりと話し合うことが大切です。
ひどい時は浮気がきっかけで事件に発展してしまう
まれなパターンではありますが、浮気問題から事件に発展したケースもあります。最近では、妻の浮気相手に暴行した、元ボクサーの事件が話題になりましたね。
浮気相手や裏切った夫(妻)に制裁を加える暴力事件は、珍しくないようです。警察にお世話になるほどではなくても、怪我人が出るような事件には関わりたくありませんね。
一生癒えないような傷を心に負ってしまった
浮気した側は、つい出来心で、などと言いますが、された側はたまったもんじゃありません。浮気は最低の裏切り行為。信じていた相手に裏切られたら、怒りだけでは済まないことがほとんどです。
人間は、強烈なショック体験や精神的ストレスによって、病気になることがあります。大きな天災の後などに話題になる、PTSD(心的外傷後ストレス障害)もその一種。こころの病気は、一度かかってしまうと、簡単には治りません。一生癒えないこともあるのです。
浮気の修羅場を乗り越えて再構築はできるのか?
修羅場の最中は怒りのエネルギーで乗り切れそうですが、問題はその後。子どもがいるご夫婦だと、離婚せずにやり直すことも多いようです。浮気によって壊れた夫婦関係を修復する、再構築というリスタート。はたして、可能なんでしょうか。
ほとんどの場合は再構築後も浮気が発覚する
二度あることは三度ある、というように、浮気も一度では終わらない場合があります。再構築中に浮気が再発するケースは、びっくりするほど多いです。よく聞くのが、別れたフリをして水面下で続いているパターン。失った信頼を取り戻そうと本気で決意したら、そんなことはできないはずです。
たとえ毎日ののしられ、泣かれても、受け止める覚悟で再構築してほしいもの。けれど、浮気という逃げ道に足を踏み入れた人は、たいていが心の弱い人。ギスギスした夫婦関係に向き合う力が、足りないのかもしれません。
また、離婚はしたくないけど、浮気相手とも別れたくない、という身勝手すぎる男性が多いのも事実。再構築に真摯に向き合うふりをして、浮気相手とひっそり続けていくために、良い夫を演じるパターンも耳にします。
たとえ浮気はやめても以前と同じように接する事はできない
浮気相手とは別れた場合でも、夫婦としてどう接すればいいか分からず、うまくいかないパターンもあります。された側は怒りや悲しみが消えないし、した側は罪悪感から萎縮してしまう。そんな関係では、夫婦としてやり直すのは茨の道です。
大きな修羅場があった夫婦は特に、ひどく傷つけ合った後なので、どんな顔で向き合えばいいか分からないのです。浮気相手に制裁を加えた場合なども、再構築に向けて意欲的に取り組むのは、難しいかもしれません。浮気された妻にとっては腹立たしいですが、双方の努力がないと成り立ちません。再構築は、片方がどれだけ我慢して頑張っても、もう片方に気持ちがないと難しいです。
【まとめ】浮気は修羅場前にストップすべき!
夫婦のことは、その夫婦にしか分かりません。積み重ねた年月が、それぞれ違うからです。それは長さの問題ではなく、どんなコミュニケーションを取ってきたかが重要です。修羅場にまで発展してしまうのは、お互いに無関心だったり、関係が冷めてしまっている場合が多いです。円満な夫婦だと思っていても、実はぶつかっていないだけで、うわべしか見ていなかったというパターンもよくあります。
浮気は、とにかく早く終わらせることが第一です。関係が長引いてしまうと、修羅場になる確率が高く、別れるのにも時間がかかります。むしろ、すんなり別れない方が多いでしょう。
家族全員が傷つく浮気。何より、する人が一番悪いです。それは間違いありません!された側は自分を責めることなく、できるだけ冷静に、そして素早く行動を起こしましょう。浮気相手を痛い目にあわせてやりたい気持ちも分かりますが、できれば避けてください。修羅場になればなるほど、その後が大変です。お子さんがいらっしゃるなら、特に気をつけてくださいね。
離婚するしないが決まっていなくても、役所の母子家庭向け相談窓口や、弁護士相談なども利用できます。どんな制度や法律があって、今の自分に何ができるのか。それを知ってから決めてもいいのです。感情的になってしまう問題ですが、自分や子どもを守るため、心を強く持って、賢くやりましょう!
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