愛するパートナーに浮気をされてしまったら、絶望感と怒りで冷静ではいられなくなってしまいますよね。瞬間的に「離婚しよう、我慢できない!」と思う人も多いと思います。でもあえて離婚しない道を選ぶ人もいます。なぜ浮気をされたのに離婚をしないのか、その3つの理由と、腹が立たなくなる考え方のコツについてご紹介します。
- 1. 浮気をしても絶対に離婚しない3つの理由
- 1.1. 1.経済的に自立が難しいから
- 1.2. 2.子どもが産まれて間が無く働けないから
- 1.3. 3.浮気相手と結婚させたくないから
- 2. 離婚しないけど浮気相手に慰謝料を請求できるものなの?
- 2.1. 浮気をしている証拠を集めれば訴える事はできる
- 2.2. でも離婚を避けたいなら少し頭を冷やして考えよう
- 3. 浮気されても離婚しないと決めたらすべき事
- 3.1. 相手を夫だと思わず家族または友達だと思う
- 3.2. 万が一の離婚に備えて資格の取得などをして安心感を持つ
- 3.3. 自分磨きに労力を注ぐ
- 3.4. あまり浮気の事にとらわれないようにする
- 3.5. 我慢の限界がきたら離婚を真剣に考える
- 4. 浮気しても離婚しない夫婦の心理とは?
- 4.1. いつかは離婚しようと考えている
- 4.2. お互いの事に興味を持たなければ問題は無い
- 4.3. 家庭が壊れるような事をしなければ良いと考えている
- 4.4. 浮気された方はやめて欲しいと思う事がある
- 5. 【まとめ】浮気されても離婚しないのは一種の復讐
浮気をしても絶対に離婚しない3つの理由
浮気をしても絶対に離婚をしないという人々の、離婚を考えない3つの理由について詳しく見ていきましょう。
1.経済的に自立が難しいから
まずは、経済的に自立が難しいからという理由が挙げられます。慰謝料を請求したり、子どもがいれば養育費を請求することはできるかもしれませんが、それは離婚理由である相手の浮気が、裁判所で「不貞行為」と認められた場合です。
ただ浮気をされて、それに気づいて一緒にいることが苦痛になったから離婚をした、という場合は、相手の不貞行為が立証できないと慰謝料を請求することができません。場合によっては親権を相手に取られてしまい、こちらが養育費を支払う可能性も否定できません。
また夫と妻と共働きで、2馬力でなんとか子どもを育てつつ生活していたという場合も、働き手が一人減ってしまうのはかなりつらいですよね。
逆に夫の給与が非常に高く、専業主婦だった場合は、慰謝料や養育費などが請求できない場合、離婚と同時に経済的な問題が降りかかってきます。結婚を機に仕事をやめてすでに10年以上経っている場合や、学校卒業と同時に結婚し、一度も就職したことがないといった場合は、より厳しい状況に置かれてしまうでしょう。
2.子どもが産まれて間が無く働けないから
最近よく耳にするのが、妊娠中に夫が浮気に走るというケースです。妊娠中は妻の身体を気遣って夫も我慢を強いられることが多いですよね。また安定期に入っても、妻が「そんな気になれない」と言って夫の誘いを拒むこともあります。
産後は母体の回復まで時間がかかりますし、赤ちゃんのお世話は24時間体制です。妻はクタクタに疲れ果て、夫の誘いをうっとうしく感じることも多いでしょう。またホルモンバランスの変化で、性欲が減退することもあります。
そういった事情から、夫側に我慢の限界が訪れ、つい外の女性に癒しを求めてしまうことがよくあるようです。逆に妻側はなかなか帰ってこず、育児や家事を手伝ってくれない夫に怒りを覚え、産後クライシスという家庭内離婚状態にまで至ることも珍しくありません。
その結果、離婚してしまう夫婦は珍しくなく、子どもが2歳になるまでに離婚するケースは非常に多いのです。
しかし、子どもが生まれて産休が開けず、女性も育児疲れから体調が回復しないといった状態だと、離婚をしたくてもすぐには動けません。またすぐに職場復帰、再就職というわけにもいかないので、経済的に困難になることが目に見えているのです。
3.浮気相手と結婚させたくないから
妻としてのプライドが、「夫をなんとしても浮気相手には渡さない。浮気相手となんか結婚させない。」という強い決意となって、浮気相手と結婚させないために離婚しないというケースもあります。
夫が浮気を望んでおり、慰謝料や養育費といった問題についても十分な金額を提示しているにもかかわらず、妻ががんとして首を縦に振らないという場合は、こういったプライドに関わる理由が多いようですね。
離婚しないけど浮気相手に慰謝料を請求できるものなの?
離婚はしないと決めた場合でも、浮気相手に慰謝料を請求することはできるのでしょうか。浮気と慰謝料についてチェックしてみましょう。
浮気をしている証拠を集めれば訴える事はできる
夫が浮気をしているという確固たる証拠を集めることができれば、浮気相手を訴えることは可能です。ただし浮気はあくまでも「不貞行為」、つまり肉体関係が介在して初めて成り立つ行為なので、不貞行為についての決定的な証拠が必要になります。ラブホテルに二人で入り、二人で出てきた証拠写真などがこれに当たります。
でも離婚を避けたいなら少し頭を冷やして考えよう
しかし、浮気をきっかけにした離婚を避けたい、という場合は、少し頭を冷やして冷静になり、よく考えてから訴訟に踏み切った方が良いでしょう。例えば夫の浮気相手にも伴侶がいた場合、その相手から夫が慰謝料請求されるかもしれないのです。
浮気されても離婚しないと決めたらすべき事
浮気をされても、それを理由に離婚することはやめようと決意したとき、するべきことはなんでしょうか。妻がしておくべき心得についてご紹介します。
相手を夫だと思わず家族または友達だと思う
浮気をされたら、心が穏やかではなくなりますよね。自分が裏切られた、と思うと余計に悔しくなってしまうものです。そういった気持ちを抱えつつ、離婚はしないで耐えると決めたからには、夫を「愛する伴侶」と考えないようにすることがポイントです。
愛する伴侶が裏切ったから悔しいのです。そこで、夫を子どもや親兄弟のような「家族の一員」として見るようにします。さらに「シェアハウスしている友達」という感覚に持っていくと、相手が浮気をしても、冷たく凪いだ気持ちで俯瞰できるようになってくるでしょう。
万が一の離婚に備えて資格の取得などをして安心感を持つ
それでも、また浮気をされたらさすがにウンザリしますよね。そして浮気は再犯が少なくないことも現状です。そのため、万一また浮気をされたときに備えて、資格を取得したり、仕事を始めるなどして経済力を身につけ、財産分与の時に備えて貯蓄も増やしておき、安心できる環境づくりに励みましょう。
自分磨きに労力を注ぐ
夫に依存しすぎていると、裏切られたときに立ち直ることができにくくなります。夫から自由な立場でいることで、裏切られても「私は私。あなたに人生を振り回されたりはしないわ」と、強い気持ちを持つことができるでしょう。
そのために、自分磨きに力を入れ、自分という女性に自信を持てるようにしましょう。毎日忙しくボディを磨き、知性を磨き、センスを磨いていれば、夫の浮気のことばかり考えずに済むようになります。
あまり浮気の事にとらわれないようにする
家に閉じこもって、日がな一日一人でぼーっと暮らしていると、夫の浮気で味わった悔しさや敗北感、怒りなどがすぐにまき戻され、長い間苦しめられることになります。自分磨きや仕事を持つことなどで、浮気のことなど忘れていられる時間を増やしましょう。
我慢の限界がきたら離婚を真剣に考える
それでも我慢の限界はやってくるものです。2度、3度と浮気を重ねられ、もう我慢ができない、限界だと感じたら、離婚を真剣に考えましょう。子どもにとって良い父親だから……と思うと決心が鈍りますが、大切な子どもの唯一無二の母親である妻を泣かせるような人間は、父親として尊敬できる人間性とはとうてい思えませんよね。
そんなことには縛られず、働いて君たちを食べさせていく私の背中を見て育って!君たちもすぐ大きくなるんだから、ママと一緒に頑張って乗り越えよう!と切り替え、離婚を真剣に考えて着々と準備をしていきましょう。
浮気しても離婚しない夫婦の心理とは?
浮気をしても離婚しない夫婦は、どんな心理状態なのでしょうか。不思議な男女の心の中をのぞいてみましょう。
いつかは離婚しようと考えている
浮気をされた悔しさが忘れられない妻、妻よりも浮気相手に心奪われている夫といった夫婦なら、「いつか離婚してやろう」と考えている可能性はあります。しかし互いに経済力が安定しない、子どもが小さくて離婚といった状態が考えられないというパターンです。
お互いの事に興味を持たなければ問題は無い
どちらかが浮気をしても、すでに男女の愛情が冷めている仮面夫婦の場合は、互いに興味がないためほぼ問題にならないかもしれません。浮気相手が離婚してほしさで挑発をしかけてくるようなことがなければなんとなく事なかれで済ませてしまうでしょう。
家庭が壊れるような事をしなければ良いと考えている
家庭が壊れたり、子どもが傷ついたり、高齢の両親を悲しませるようなことがなければ、まあ仕方がないと冷めた見方をしている人も少なくありません。
浮気された方はやめて欲しいと思う事がある
しかし、当然浮気をされた方は、たとえ愛情が冷めていても、頭にくるものですし、嫉妬もします。この点に、のちのち離婚に発展したり、相手に慰謝料請求をしたりといった問題の芽が埋もれているのです。
【まとめ】浮気されても離婚しないのは一種の復讐
浮気をされても離婚をしないのは一種の復讐と言えます。相手への慰謝料請求や、相手と結婚させないための離婚回避などは、まさに復讐ですね。経済的な理由で離婚できない場合は、できるだけ早めに職場復帰や再就職を目指し、経済的自立を目指しておきたいものです。
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